2008年10月14日火曜日

リュウスケ

ついつい、夜更かしが愉しい季節だ。窓を開けると虫の声が部屋のあしもとへ流れ込んできて、永遠に夜が続いてゆくようだ。
耳を傾ければカシマしく耳障りな虫けら達の雑音だけど、それは命の喚声そのもので、奴らにとって最初で最後の官能である。バカな俺には美意識の崩壊が連鎖して心の阿鼻叫喚が生みだす呪縛を刹那に煩雑した結果、大いなる酩酊が淘汰し、あるいは…
あるいは、こんなこと考えてると、雑音は耳の奥から自然に消えていくのだった。

散歩は多摩川から始まった。とゆーのは、多摩川には古墳があるのだ。先日、東京MXテレビかな?で放送してた吉田類さんの飲み歩き…とかゆう番組で多摩川あたりを(文字どおり飲み歩く)見てしまったからであるが、都内にそーゆう古代人の営みがあったならば、よし一度行ってみよう!などと文化的なものにコジツケテ、ウソブイテ、いけしゃあしゃあと出かけたのである。おにぎり買って。
ここで、考古学なオッサンがウンチクを垂れ流すようなレポは差し控えるが、子等が遊ぶ亀甲山(かめのこやま)←かわいい!古墳に少し重なるように造られた浄水場が、大正時代のたたずまいをそのまま残していて紅葉をバックになんとも言えない。親子でザリガニ釣りか。園児の遠足か。老夫婦のデートか。
散歩は続く。

もともとおれ、昼過ぎに出てきたヤカラ。秋の日が沈むのが早いのはもっともな話し。立て看板に書かれた地図を頼ればとんでもなく迷い道。古墳の敷地内のアヅマヤの看板には、でっかく「宿泊禁止!」と書かれた文字がなおいっそうわびし。ツッコミどころ満載の散歩に目をつぶる。
ぶらぶら多摩川の土手を歩いて紅い紅い曇り空を見上げた。

2008年10月10日金曜日

メルマガ発行しました!

我が家の玄関には毎年いますよ、この時期。もはやペットです。
あっ、メルマガ発行しました。今月はライブ1本ですが、年末に向けてイベント等決まってきてます。おたのしみに。