めるまが出しました。

現在レコーディング真っ只中のウィウィですが、次回12.20(土)西荻窪TURNINGと12.21(日)荻窪Rooster NorthSideの『荻窪2days』の2公演の前売りチケットを12月13日（土）までに当サイトより御予約頂いた方に、ウィウィマーフィーよりささやかなクリスマスプレゼントを差し上げます！

詳細は【LIVE】コンテンツをご覧下さいませ☆
FROMあかね@ウィウィすた

リュウスケ

朝っぱらから飲める店なんてちょっと探せばどこにでもある。都内は老若男女さまざまな人間が行き交うるつぼだ。また朝っぱらから平気で飲む友達も名前をあげれば何人でも思い付きそうだ。いわゆる愛すべき人々。

ある朝おれはふと虚無感にさいなまれたんだ。体調は絶好調。天気は良いし、何も無い１日。空腹をおぼえたんだよ。飲みたくなったんだよ。…おや？話し口調。このまま最後までブログりそうで恥ずかしいが、もうちょいこのままいこうと思うがあなたどう思いますか？

とにかくおれはある朝、駅前の酒場へ繰り出したのさ。焼き鳥と書いた赤提灯なのにヤキトンを食わせる店はよくある。そのたぐい。
そして朝から繁盛している。これが不思議なんだよね。
暇そうに見えたのか、となりのおっさんが話し掛けてきた。背広をちょっと崩して着こなした洒脱な五十代。実際暇なので話相手になった。聞けば、セレブ自慢もするが、まあ許せる範囲。初対面の人間に自分を語る時はこれくらいオシが強いほうが良いのかな？なんて思いながら三時間ほど頷いた。電話番号を教えた。これが間違い。
二日とあけず電話が鳴る。お誘いなのだ。
無下に断れず一度は呼び出しに応じて出かけたものの、毎朝の様に電話が鳴る。さすがに困ったことになって来た。
あなたどうしますか？

しかし結末は陳腐だった。よくある話し。
ある朝、電話に出たがいつもと様子が違う。話を聞いてみると、四十万円貸してくれと云う。おれのことは全部話した。信用できるはすだ。と云う。
そんなのお断りだよ。大金だ。失礼にも程があるし、どうこうできる金ではない。それにカモりたい気持ちみえみえやん。ハナからそれで近づいて来たのだ。
そりゃ断るさ。
でもホントに困ってるのかな。にっちもさっちもなんかなあ。少し心が傷んだりした。
しかし、腹が立つのは、それっきり電話がかかって来ないこと。笑わせる。
もうおれに用はないのか？ダマセルと思ってたんだろうか。
心が卑しい人間とは、こうゆう奴なんだな。私たちミュージシャンが、いかに清い心で日々パホーマンスに打ち込んで生きているか分からないのか。いや、ミュージシャンだけではない、私の知るかぎり、ほとんどの人間は世の中がちょっとだけでも良くなるように考えたり自己犠牲の精神で生きていることを知らないのだ。なんと貧しい男だ。

乱調文で失礼いたしました。ご理解を。
次回ブログは請うご期待！ハートフルでチョー素敵な愛の物語！の予定。
よしなに…