2010年2月2日火曜日

ほたえる

シャーベット状では久しぶりの積雪、といえるかどうか疑わしいけど、とにかく、長靴をはいておもてに出てみた。

東の空からゆっくり昇る朝日は弱々しい。
それでも雪を溶かすにはじゅうぶん。
屋根や歩道に跳ね返っている。


視界は白く、吐く息なお白い。

こんなに世界が明るいとは。
ポジティブになってしまう。
不思議と浮かれてしまう。


こんなとき関西では『ほたえる』と云う。
関西でもどこか地域限定の言葉かな?
しかし子供のころから意味がワカランままに使っている。

隣の駄犬、雪の中ほたえる。

正月、親戚の子供らとほたえる。
海でほたえたら、死ぬで。

初めてあんたのライブ見に行ったけど、あんなほたえてどうしたん?

などと云う。

しかし、良い響きというか、よく表してるというか、おそらく、時間の経過も立場も忘れて恍惚とほうけ遊んでいる姿、なんだろうと思うけど、どうなんだろ。

こう考えると、なんや、オレの人生やん。

みたいな事になってしまうな。
おおむねが。

リュウスケ

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