2011年5月2日月曜日

月下、香り


暗い夜道を歩いて帰る
ふと藤の香りに包まれて立ち止まる

見上げると藤の花弁が月の下にたわわに垂れ下がってた

まるで香りが空から降って来たかのようで、さみしい帰途の心に染み込んで、消えた


翌日
同じ場所を通ってみたけど
あの香りはせず藤の花弁はただ風に揺れていた

ナガトミリュウスケ

2 件のコメント:

  1. 近所に咲いてたつつじもあっとゆーまに散りました
    最近は得体の知れぬ花の香りにむせっかえります
    たぶん栗の花
    男の子はなぜか?はずかしい(笑)

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  2. すっかり春になってきたけど、しばらくしたら、耐えられないくらいあっつくなるんだろぅな。
    藤ではあまり感じないけど、つつじで、それ、ある。明日はいちご狩りに行ってきます。

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