2010年3月12日金曜日

ポチとペス


二匹の犬に近寄って、ちょいとご挨拶。
良い天気だね。
可愛い目をしてますな。


「太陽」は高層ビルにも下町の屋根にも降り注いで、その中で生活する様々な者に、暖かさを平等にもたらしている。

ミュージシャンの父が亡くなって八年。

みんなから愛された父は、オレにとっても太陽の様な存在だった。
今でも心の太陽だ。

父がこんな存在でなかったら、オレもとっくに歌なんかやめてた。


太陽をモチーフにした歌は数えきれないほどある。

なかでもS.ワンダーのPLACE IN THE SUN を聴くと泣ける。

中年の涙は醜い。
が、

メロディが心にぐっと迫ってきて、想像力やいろいろな気持ち、哀愁なんかが刺激されるのだ。

弱い部分がとめどもなく、解放されるのかなあ。

テーマに、曲名に、全知全能の太陽を使いながら、なんぢゃこりゃ。
まるで反対のイメージ。

しかも、当時のラジオミックスの都合かどうか、すごく短い曲に仕上がっていて、何か物足りないやら淋しいやら、しゅうしゅうの付かない気持ちになってしまう。

計算かよ。

あえて云うと、五臓六腑のどっかが足りない様な感じ。

だから、兎に角、突っ張った気持ちで聴かなきゃ泣けてダメなんだな。


想像力を刺激する音楽。
オレの音楽も、そうでなくっちゃダメなんだな。

聴いてくれる人はどんな気持ちなんだろう。

犬くん達、
たぶんポチとペス
また何処かで。


リュウスケ

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