2013年7月8日月曜日

北斎とあじさい

ひと雨が過ぎるごとに空は高くなって、まぶしい夏の様相に変わっていく。

江戸市中引き回し
おとぼけde ミステリーツアーも二週目の6、とゆー事になります。

上野、不忍池ほとり、民俗史料館前にて待ち合わせ。
昼間というのに、ほろ酔いのおっさん達がひしめいている。
めいめいが憩いを求めて池のほとりに座っているよ。

少し遅刻ぎみのボク。
立ち尽くして居ると、おっさんの中から、ひょいと伸びた首。
ミタクンを発見。
やあやあ、どうも。
あやうく見まがうところであった。

挨拶もほどほどに、さっそく風俗史料館へ。

いきなり『ハコモノ』からせめてみるのも一興である。

館内での注意事項を懇切丁寧に聞かされて、やっと入館(五分ほど)。
受け付けのおじさんの型通りの仕事っぷり。慇懃さ。最後は放り投げ。
やるせない。
しかしなぜだろ、感動をおぼえる。
さすがハコモノなんです。
それで良いのです。あなたと私、壁があっても良いのです。

ツアーも二週目になると、余裕も出てきて、ちょいとコースをはずれても気にしないボクら。
下町風情の残る裏道を散策。

かの『葛飾北斎』せんせいの眠るお寺に出会う。
うっとりしながらも、すかさずムービーを回して潜入するが、なにも撮れて無かった…。
どゆことなんだい?
ミステリーである。

�歌川広重
�写楽
�北斎
の順番で好きなんですよ。えへへ。
とは、誰にもゆーてない。
が、お見通し。
北斎せんせい、死してなおアーチスト。特有の『毒気』にボクらは当てられたのでしょうか。

ゴメンなさい。

カッパ橋から浅草へ。

たゆたう大川(隅田川)のほとりで曲を撮影。
ミタヒデキ君の作詞作曲
『あじさい』初披露。

例によってハモニカでちゃちゃを入れる。
斜陽のきらめきに舟は渡る。
黄金のうんこビル。
ネギみたいなスカイツリー。
中国人観光客。
物珍しいそうな目で見られながら、今回のツアーは終了。

浅草の六区の屋台を出る頃にはすっかり暗くなってました。

人の絶えた夜の仲見世とライトアップな浅草寺。もはや深い色に包まれた夜空に煌めく。

ああ、江戸って良いなあ〜
と、つくづく思う。

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