2013年4月22日月曜日

ミステリーツアー打ち上げ。

てなわけで、神楽坂にある立ち飲み居酒屋『かど』にて打ち上げ。
良い雰囲気の店である。

へしこと日本酒だ。
福井県の郷土料理。
青魚の糠漬けをちょいと炙る。
ほんのひとかけらを口にほおりこむ。
一年ぶんの塩分を摂取?かのような塩辛さ。しかし、糠のほんのり甘い香りと、ふくよかな後味が最高にうまい。それを日本酒で流し込む。
笑える。へらへらに。
歩き疲れた身体にここちよい。

また、一年頑張る!

いや、またすぐに、ふらっと立ち寄ろうかな。塩分とミステリーツアー関係なしで。


次回!番外編
成田山ぶらぶら
おたのしみ!

またね

2013年4月21日日曜日

弐の四、後半

ヒデキ&リュウスケのおとぼけDE ミステリーツアー。江戸市中引き回し編。(僕らは陽気な罪人)
ついに後半〜

牛込に入ると、払方町(はらいかたまち)納戸町(なんどまち)細工町(さいくまち)なんてのが現代にもある。意味しんな地名である。
我々そうゆうの、大好物である。
そして地形でいえば、古地図と現代地図に、はっきり残っているのが御徒長屋(おかちながや)。
足軽や雑兵などが、この長屋に住み暮らして居たのだろうか。

住みたい!住みたい!
住み暮らしたい!

古地図片手に、うっとりしてたら、見ず知らずのおじさんが話しかけてきた。
やはり、うっとり、ってのが良いのかしら?
平和をこよなく愛してんだから。無抵抗主義者ですからね。悪意なんてないけんね。なんて顔をしてるんでしょう。我々。
しかし、おじさんの話、まったくミステリーツアーと関係無い。
しかもロング。
うなずくしかない。
へえ〜、と、聞き役に徹する。
しまいには世間話。
いや、有り難うございま〜す。
いや、どうも。
心が痛むが、無理やり切り上げる。
うかつに、うっとり、も出来ないのである。

神楽坂をぐるりと廻る事に決めて、まず、赤城神社へいってみる事にした。その後、筑土八幡神社、善国寺を廻るのだ。

大久保通りを東へ左折。
そして前半で紹介した袖摺坂(そですりざか)。
すれ違うとき、袖がスレあうほど狭い坂である。
ミタヒデキ氏のギターとわたくしのリコーダーを、スレ合いながら袖摺坂をのぼる。
へらへらして、駄目なコントみたいな感じになる。
坂を登りきると、ギャラリーが居て恥ずかしかった。
何かのロケと思われたらしい。

早稲田通り、赤城神社へ。
そこは日曜日、歩行者天国になっていた。車は通らない。
たくさんの人々が行き交う。
折れ曲がった道、だらだら坂。
現代も昔の面影が残ってる。
少し想像力を使えば、行き交う人々は町人、町娘、参拝人、もろもろに見えてくるのである。
やはりこの辺り、あなどれないなあ。江戸時代のまま、神社や寺があちこちに残ってるし、また、妖しい花街の名残もあざやかだ。

赤城神社の裏から出て、相生坂(あいおいざか)を下りる。
そして筑土八幡神社(つくどはちまんじんじゃ)へ。
町名は『津久戸町』なのに神社の名前は『筑土』となっている。
地元と八幡さん、ひともんちゃくあったのかえ?
我々が首を突っ込む事じゃないけど。
ミステリーですなあ。

その筑土八幡さんの石段の途中に、こ洒落た公園を発見。
園内の遊技物に腰をかけて、唄の収録をすることにした。

曲は『四ッ谷見附』の唄。
ミタヒデキ氏作詞作曲。
なかなか良いねえ。この人の曲は、えたいのしれないアジがある。

さらさらと笹の葉が揺れる。風がここちよい。今日一日の、すばらしい出逢いと発見。それらが走馬灯の様に頭の中を廻る。
歌声とリコーダーのとぼけた音色が、夕暮れの空へ溶け込んで消える。

またもや、ギャラリーが立ち止まる。今度はお子さん連れだ。ありがたいやら恥ずかしいやら。

演奏と収録、終了〜。
ぐうぜん、五時の鐘が鳴り響く。
ミステリーツアーも終了。
なんて素敵なんでしょう!
胸がいっぱいになりました。

打ち上げやね。
へらへら。
へしこと日本酒
へしこと日本酒。

2013年4月17日水曜日

弐の四、前編

ヒデキ&リュウスケのおとぼけDE ミステリーツアー!
江戸市中引き回し編
(僕らは陽気な罪人)

四ッ谷見附の石垣前からスタートです。
いきなり、裏話から書きますが、今回の旅は、神楽坂にある某立呑屋さんに行くこと、それも目的のひとつだ。去年廻ったときに見つけたのだ。
ここの『へしこと日本酒』でキューっと!
ミタヒデキ氏と二人、一年もの間、合言葉のようになっていたのだから、行かないテは無い。
そんな不純な動機から四ッ谷〜神楽坂、という極めて短いコースをチョイス。
でもね。おとぼけDEミステリーツアーのホンブンは忘れちゃいないよ。
短いコースだからこそ、濃厚な探索にしようと、不埒な言い訳をしながら出発したのであった。

今回、ミタヒデキ氏はギターを持参。
わたくしはアルトリコーダーを持参。
のっけからギターの演奏で撮影開始。
そうそう、最近動画にもおさめてるので、コンテンツは充実してきてる。近日公開!予定?

ともあれ、市ヶ谷まで遊歩道的な土手を歩く。天気良好で気分良い。

もともとは、幕府の敵や流れ者といった、あぶない輩の江戸侵入を阻止するための外堀。いまは、のどかにJR 線が走る。
その要所に『見附』がすえてあり、赤坂、四ッ谷、市ヶ谷、飯田橋など、いまだに、当時のままの石垣がひっそりと残っているのである。
広重の、大江戸名所百景にも描かれている。現代の風景に合わしてみる。ぴったりでおじゃる!
ひとつめの、うっとり。頂きました。

市ヶ谷から北へ入ると『亀岡八幡宮』
その石段が、ずばーんと、目の前に現れる。文明8年(1476)に太田道灌が、江戸城の鎮守として、鎌倉の鶴岡八幡を勧請して建てた。もとは市ヶ谷御門内にあったらしいが、寛永年間(1624〜1644)に外堀を工事したとき、現在地に移された。石段の中腹には世俗茶木稲荷がある。霊験あらたかな雰囲気だ。眼病にきく、らしい。
お参りす。

六月になれば、アジサイが美しいという。早すぎたかっ?しかし我々、野暮天ではない。季節を感じるのは花だけじゃないって。さあさ、風を感じよう。
散歩の極意だ。

とか言いながら、四十オーバー。
石段をぜいぜい登りきると、まず出迎えてくれたのは狛犬。
その狛犬たち、あ、うんの表情が愛らしいね。いやぁ、不細工だね。意見が食い違う。
よくよく見ると、ヘタウマ狛犬なのだ。
「子供のような心を持った大人」
が製作した。に、まちがいない!
あえて、KOMAINU と呼びたい。
そんな芸術性がここにある。
一見の価値あり。ですぞ!

いろんな場所で出逢う狛犬。
それぞれが個性的で面白い。
子連れ狛犬。尾っぽ巻きあげ狛犬。尾っぽピンコ狛犬。団子っぱな狛犬。
いかにも古そうな、苔むした奴。
いかにも古そうだけど、新しい奴。
きりがない。

聞いた話だけど、狛犬の製作は中部地方が盛んらしい。
それぞれの狛犬には、正式名称あるのかしら?

とにかく、この亀岡八幡宮石段上がるところの出迎えKomainu 。妙に奥深〜い表情をしている。
しれーっと、浮き世を眺めてるようであり、慈悲深げに見守ってくれてるような、、それでいて力強い。
このようなKomainuには出会った事がない。
なんだか、黒人ソウルシンガーに見えてきた。

唄は上手いよね。
そりゃ基本だね。
などと言いながら、お参りを済ませて八幡宮をあとにす。

へっつい坂を西へ入ると、両側には大日本印刷の建物が連なる。裏手には防衛省の敷地が、どや!っと広がる。
防衛省、市ヶ谷駐屯地は、徳川ご三家のうちのひとつ、尾張藩のお屋敷跡だ。
明治維新のとき、倒幕せしめられ、どさくさにまぎれて、領地没収。
我々のこよなく愛する平和な江戸時代は、終わったのだ。それを言ってもセンナイ事。わかっちゃいるけどね。

ちなみに、四ッ谷の紀伊藩跡は、迎賓館。
水戸藩の跡は、砲兵場(明治)、現代は東京ドーム辺りになる。
すべて、市中引き回しコースと目と鼻の先。
それは面白い。

話を戻す。
へっついとは、江戸庶民の長屋に必ずある『かまど』の事。
へっついを造る職人、その問屋が軒を並べてたのだろう。
東京のいたるところで、いまだに、〜橋。〜坂。〜かし。など、江戸文化の痕跡が垣間見られる。
大いに創造力を刺激される。

大日本印刷の、敷地の上に架かる歩道橋を右折。すると、ゴミザカだ。
ゴミザカも、いたるところでお目にかかる。
塵坂、五味坂、埖坂、芥坂、などの漢字をあてて、江戸市中に点在する。
ここは『芥坂』と、現代地図、古地図にも示されている。いまも昔も変わらんなあ。ゴミ置き場(捨て場?)は必要不可欠。
なのである。
ここで、ゴミザカの唄を、即興演奏!
ソウ、我々はみゅーじっしゃんなのだ。忘れるとこだった。

そして『袖摺坂』にやって来た。
すれ違う時、お互いの袖がスレあうほど狭い坂。と云うことらしい。なるほど、狭い坂である。
通り過ぎるとこであった。

ここでも一曲。『袖摺坂』
みゅーじっしゃんの自覚が戻ったらしい。

もう『へしこと日本酒!』は目前である。へらへら。
どうせ、僕らは陽気な罪人だもの。

続く。

2013年4月15日月曜日

ミリョクホウルno. 8

4/12(金)planet K
ありがとう!
サイコーなイベント
スペシャルな夜でした。

来てくれた人、もう一度
心からありがとう!!

次回は5/9下北沢Que を皮切りに関西方面へツアー行きます!

また逢おうね!

2013年4月4日木曜日

赤羽橋〜四ッ谷

ヒデキ&リュウスケ
おとぼけdeミステリーツアー
行ってきました〜!

今回は二周目の3。
相方のミタヒデキ、小生ともに忙しいさなかの江戸市中引き回しコース。
されど、そんなときこそゆったり行こうではござらんか。

ということで、待ち合わせの赤羽橋の交差点で待ち合わせ。ミタヒデキ氏、前日は『ボク、ディラン』のコンサートだったため、少しお疲れの様子。
うっかりおとぼけが期待できそうで、にしし、とほくそえむ。

愛宕山の裏のトンネル手前の、ちょっとした『茶店』のようなとこで、寒さをしのぐため一服。となったんだが、ミタヒデキ氏の珈琲が出てこない。ものすごーくガッカリしてるので、しょうがないので、なぐさめた。

おとぼけ、いただきました。

それから我々は大好きな
『豊川稲荷』へ。
そりゃもう、大小さまざまな狐たちが無数に居られる。
境内の中ではお祓いのような事がおこなわれてたので、好奇心の強い我々はガラリとガラス戸を引いて、、
それこそ神妙な面持ちにて正座。
ナニやらわからないミステリーを堪能。
そのあと、歌川広重の浮世絵とピッタリな地形をモソモソ歩いて『食い違い見附』へたどり着く。なるほど、道がこちらとあちらで食い違ってる。古地図のまま、残っている。
はあ、とお互いを見つめて、ため息を漏らす。
外堀の遠景とちりゆく桜が美しい。

最後は四ッ谷見附の石垣で笑顔。
ありがとう、いや、こちらこそ、ありがとうde ござる。なんて言いながら、四ッ谷の飲み屋がいに消えました。
余談。
豊川稲荷で、二人の会話を背後から狐にそっくりな若者にずっと聴かれてたみたいで、気が付いたときは、ひっくり返るぐらい驚いた。

ミタヒデキダイアリ〜参照してね。

2013年4月3日水曜日

春のソロスケジュール

今日は朝から雨。
冷たい風が吹き荒れて、花を散らしている。

面倒くさがりの性格でも良いこともある。
片付けそびれてた暖房器具があったかーい。

こんな性格でも日々の生活面で良いこともあるのさ。

しかしアコギの手入れはしなければならぬ。
こればっかりは…
ならぬものはならぬ。