2014年3月25日火曜日

ぶらりの2

どーん。
と、まあまあ立派な佇まい。
白鬚神社。
心うきうきだね。
しかし、この『まあまあ立派』ってのが厄介だと後になって気付くのだ。


先ず立て看板を熟読。しかしネットで検索した事とほぼ同じ。

境内をぐるぐる。
裏の方まで足を踏み入れて、入念にチェックする。しかし何の謎も見つけられず首をひねる。

わからない。白髭と白鬚。誰も二つのヒゲについて、疑問を持たぬのでしょうか?

いやはやしかし、平日の昼間から中途半端なおっさんがウロウロしてるのも怪しい。
工事現場の兄ちゃんがこちらをチラチラ見ながらタバコ吸ってる。

白々しく参拝して退散退散。

まったく、おれも中途半端だけど、この神社も中途半端だよな。
まあまあ立派ってのが、厄介ってこと。社務所もなけりゃパンフもない。
同じ厄介もんどうし頑張ろかいな。
などと呟きながら散歩は続く。

隅田川を渡り、用意したお弁当を食べました。
実に気持ちが良い。
ヒゲの謎なんてどうでも良くなった。

でもね。その日いらい、アゴヒゲは剃った。
誰も気付く気配は無いが…

2014年3月18日火曜日

ぶらりと。

お久しぶりです。
散歩しました。


東武線を降りて、曳舟駅から歩く。
ふと、『向島百花園』の前に来たけれど…
独りで花ばなを愛でたり漂う香りに季節を感じる。
なんてね。照れ臭い。

いちおう、当初は『向島百花園』なる所までいってみよう。気が向いたら入園しても良い。
なんて思ったりしたけど、やはり前まで来て思い直した。
ガラにもないのだ。

まあそれに、今回の目的は庭園散策がメーンではない。
とある神社の、ちょっとした謎解きなのだ。
とかいうと思わせ振りになってしまうが…

歩きだす。
全国に広がるPM2. 5大気汚染がスカイツリーにまとわりついている。
やれやれ未来が心配だ。
でも、春が来たような。
ふわふわした天気。
心楽しい。
昭和レトロな建物が並ぶ。
路地裏はアパート、工場のトタン壁、鬼のように育ったアロエの植木、ももひきはらまき洗濯物。
いいねえ。下町の風情って。
初めてのくせに懐かしい。

路地裏をぬけると目的の神社まで直ぐにたどり着いた。

『白鬚神社』(シラヒゲジンジャ)
もともと近江地方(滋賀県)は琵琶湖の西地方にある白鬚神社を分社して奉じられているらしい。
そしてここも同じくサルタヒコが祀られてる。
余談ですが、おれの好きな『カミサマ』の一人(柱)である。
簡単に言い過ぎだけど、サルタヒコは日本建立にあたり重要な役目をはたすんだな。

興味のあるひとは解りやすい古事記の本もたくさん出版されているのでぜひどうぞ。
そういえば手塚治虫の火の鳥にもチョイチョイ出てくるね。サルタヒコ。

ともあれ謎というのは…
白鬚と白髭。
二つの神社が近くに存在することだ。
もちろんどちらも(シラヒゲ)と読む。
白髭神社なるものが、ここから東にいった江戸川区にもあるというのだ。

ほうっておけない気持ちが沸き上がるよね。るん。るん。
絶対、意味があるよね!

検索してもパッとした答えが見えてこないのだ。

なにはともあれ現場に行けば必ずヒントが落ちているだろう!というナガレにしたがって、ひとり気炎をあげてやって来たのだ。

さてさて、どうでしょうか?

続く。